仲間の一人が不参加になったため、共同制作の「わらしべ長者」の彼女の担当場面を描くことになった。わたしでいいんですかい?と辞退している場合でもないので自分のを描きなおすのはやめて描かせていただきました。
④場 拾った藁が蜜柑に変わる場面
⑩場 若者が広い田んぼと邸を手に入れ長者になった場面
わらしべの礼にこの蜜柑をつかわそう
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長谷の観音様、ありがとうございます |
わらしべ長者君が信心していたのは、長谷の観音様。
この辺(いわゆる関東圏)だと鎌倉の長谷寺を想像するようなんだけど、この場合、あの「はげしかれとは祈らないのにびゅうびゅう吹く、初瀬のやまおろし」で有名な
奈良の長谷寺なんですね。
まだ行ったことがないんだけど私の中では、数年来の行く予定!のお寺です。
ここの観音様は、十一面観音で右手に錫杖左に花活けを持っているらしいです。
本来錫杖は、お地蔵様の持ち物ですが、長谷の観音様にはお地蔵様的力もある、というシルシらしいです。
初代の像は天平5年(733)、触ったものに祟ると恐れられていたクスの大木で作られたのだそうです。
が、そのたたりの力が仏像になったことで浄化され??ものすごい霊験をあらわすようになったんだって。
その後火事に遭いながらも燃え残りが新しい像の胎内に入れられて、霊力を保っているんだって・・・すごい!
今のものは室町時代のものらしいよ。
今回偶然、「仏頂面」の語源を知ってしまった・・・
仏頂面って言うと不満げなぶすっとした顔のように思うけど、もともとは仏が悟りに達したときの表情なんだって・・・・
そうだったのかあ。
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